住宅ローンについて
住宅ローンの選び方
住宅の購入は人生最大の買い物ですが、多くの方が住宅ローンを利用します。
住宅ローンは銀行、民間、公庫から多種多様な商品が出ていますが、慎重によく考えて選ばないと「総返済額が数百万円単位で違った」ということも珍しくありません。だからこそ住宅ローンは妥協せず、しっかりと検討して自分たちのライフスタイルに合ったものを選びましょう。
住宅ローンの種類について
住宅ローンは大別すると変動金利、固定金利、固定金利選択型の3つのタイプがあります。住宅ローンを選ぶ際はこの3タイプの中から選ぶことになります。
それでは次は住宅ローン選びの基本について説明したいと思います。
固定金利
住宅ローンは基本的には長い年月をかけて返済していくものですからしっかりとした返済計画が立てられる長期固定型を利用することをお勧めします。ただし、金利が高いと感じられる場合は他の金利タイプの商品を選択するのもひとつの方法です。
固定金利選択型
上記のとおり、固定金利商品をお勧めできますが、返済が長期間にわたることから金利リスクを内包してしまう場合があります。そんな時にお勧めできるのが、固定金利選択型です。
当行のお客様でもっともご契約いただいているタイプで、固定期間が2年、5年、10年とございます。
固定期間満了時には、金利の再選択が可能となることで、その時の金利情勢にあわせた金利設定が可能とすることで「金利リスク」について排除できます。住宅ローンは長い年月をかけて返済していくものですが、その期間中は金利の低い時もあれば高い時もあります。意外と時代に合わせた金利設定のできる固定金利選択型がいいのかもしれませんね。
変動金利
変動金利型は、短期プライムレートに連動して金利が変動します。その時の金利情勢にあわせた金利設定が可能となることで「金利リスク」について排除できます。
現在のように低金利が続く場合、短期間で返済できるのであれば変動金利や2年固定金利選択型にも大きなアドバンテージがあります。住宅ローンの期間が短ければその分だけ金利上昇のリスクを抑える事ができるため、繰上げ返済を活用し、10~15年程度の期間で返済できるようであれば、利息負担はずいぶんと軽減します。
住宅ローンの無理のないご返済
購入した住宅は住宅ローンの完済をしてはじめて自分のものになります。
住宅は購入後、固定資産税や修繕積立金、駐車場代、管理費、リフォーム代等の様々な費用が発生します。
また、子供がいる場合、中学、高校と子供の成長にしたがって必要になるお金が増えていきます。 現在の状況だけでなく将来のライフスタイルの変化も考え、住宅ローンの返済計画を考えると良いでしょう。そんな費用が将来発生することを予想しながら、住宅ローンの返済には十分な余力が必要です。
一般的に、住宅ローンの年間返済額の目安は年収の25%程度です。
一般的な住宅ローン返済額の目安は年収の25%程度とされていますが、自身のライフプランを見つめて無理のない計画を立てるように心がけましょう。
※下表は一般的な住宅ローンの返済の目安です。
年収 | 300万円未満 | 300万円以上~400万円未満 | 400万円以上~500万円未満 | 500万円以上 |
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基準(年間返済額) | 25%以下 | 30%以下 | 35%以下 | 40%以下 |